「シェフ」を目指す!
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コース:Hospitality and Cookery
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教育機関カテゴリー:専門学校
日本食は、寿司はもちろん最近はラーメンなども大変な人気となっているオーストラリアですが、この日本食ブームで日本人シェフの需要は高まる一方となっております。シェフとしてオーストラリアで職探しをする場合、他の職種よりも有利となる場合が多い状況となっています。シェフとして勉強しながら、レストラン等でアルバイトをし、実力が認められてビジネスビザスポンサーになってもらうパターンも、他の職種より多くなっており、シェフはSOLという職業不足リストに記載されているため、将来自力でオーストラリア永住権を目指したい方にも、向いている職種となります。
自力永住権を考えた場合に、気をつけなければならないのが、5、6年ほど前まではCOOK(調理師)のポジションがSOLに記載されていましたが、現在はそれがCHEFにとって変わりました。このCHEFとCOOKの職種は明確に異なり、CHEFの方が職種的にレベルが上となるため、より長い経験や学位が永住権申請に必要となってきます。
シェフのポジションで将来永住権取得を目指してみたい方は、ご相談ください。
勉強内容
シェフのコースでの授業は講義と実技に分かれています。メニュー作りから始まり、実際に現場での研修も含めてかなり実践的な内容となっています。パン作りやデザートなども含み、いわゆる西洋料理全般を幅広く学んでいくことになります。また調理についてだけでなく、店舗運営や人材教育等、マネージメントとして必要なスキルも同時に学んでいくことになります。
科目例:
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Clean kitchen premises and equipment
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Participate in environmentally sustainable work practices
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Participate in safe work practices
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Work effectively with others
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Provide first aid
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Participate in safe food handling practices
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Prepare food to meet special dietary requirements
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Produce cakes, pastries and breads
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Produce meat dishes
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Produce poultry dishes
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Produce seafood dishes
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Work effectively as a cook
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Coach others in job skills
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Plan and cost basic menus
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Coordinate cooking operations
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Manage finances within a budget
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Interpret financial information
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Control Stock
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Produce desserts
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Maintain the quality of perishable items
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Produce appetisers and salads
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Produce dishes using basic methods of cookery
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Produce stocks, sauces and soups
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Produce vegetable, fruit, egg and farinaceous dishes
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Use food preparation equipment
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Use hygienic practices for food safety
キャリア
シェフのコースを卒業した後は、まずは飲食店で技術を磨く方がほとんどです。その後マネージメントにも携わるようになったり、将来独立を選択する方も多いです。
就職先例:
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レストラン
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ホテル
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食品サービス業界
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その他飲食業界
■シェフコースパスウェイ例
語学学校(一般英語→進学準備英語)→TAFEなど専門学校にてDiploma(1-2年)
*シェフは手に職系のコースに分類されるため、コースは公立職業訓練校のTAFEや、私立の専門学校で学ぶことになります。
IELTS5.5以上のスコアをお持ちの方は、語学学校にて所定の週数勉強することなく、ダイレクトで専門学校への入学が認められます。
■シェフコースを開講している専門学校(主にQLD州)
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TAFE「Technical and Further Education:公立の職業訓練校」
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イマジンエジュケーションオーストラリア「Imagine Education Australia」
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ホルムスインスティチュート「Holmes Institute」
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クイーンズランドアカデミーオブテクノロジー「QAT」
■卒業生ビザについて
IELTSなど所定の条件を満たせば、卒業後に18ヶ月の卒業生ビザを取得できます。この期間はフルタイムで修了が可能ですので、働きながらビジネスビザスポンサーの可能性を探ることが出来ます。他の職種に比べれば、ビジネスビザスポンサーをを見つけるのは容易な職種であるため、自力永住権で必要なIELTS7.0以上のスコアが難しい場合は、ビジネスビザ→永住権につなげている方が多くなっています。